「飛行機から宿泊先まで、全部自分の好きなように決めたい!」
このように、ハワイに旅行するにあたってツアーではなく個人旅行を考えている場合には、まず航空券を予約するのがおすすめです。これは「ホテルは予約できたけれど、航空券が予約できずに出国できない」というような事態を防ぐためです。
航空券を予約するにあたっては、日本からハワイへの直行便を用意している7社から選ぶことになります。このコラムでは、そんな7社のうちハワイアン航空のハワイ直行便について、使いやすさや料金を詳しく解説していきます。
ハワイアン航空のハワイ便情報
ハワイアン航空は、羽田、成田、関西、新千歳、福岡の5つの空港からホノルルへの直行便を運航しています。また、羽田と成田からはハワイ島コナ空港への直行便も用意されています。
※2020年4月時点での8月運航便のフライト予定を記載しています。時期によってフライト時間は異なるのでご注意ください。
羽田発着便
ホノルル便
便名 | 航路 | 出発 | 到着 | フライト時間 |
HA864 | 羽田→ホノルル | 20:15 | 09:05 | 7時間50分 |
HA458 | 羽田→ホノルル | 21:20 | 10:10 | 7時間50分 |
HA856 | 羽田→ホノルル | 23:55 | 13:05 | 8時間10分 |
HA863 | ホノルル→羽田 | 13:55 | 17:10 | 8時間15分 |
HA457 | ホノルル→羽田 | 16:10 | 19:25 | 8時間15分 |
HA855 | ホノルル→羽田 | 18:40 | 22:00 | 8時間20分 |
コナ便(ハワイ島)
便名 | 航路 | 出発 | 到着 | フライト時間 |
HA852 | 羽田→コナ | 23:55 | 13:05 | 8時間10分 |
HA851 | コナ→羽田 | 18:30 | 22:00 | 8時間30分 |
羽田→ホノルルの3便はすべて20時以降の出発です。そのため、東京周辺に勤務している場合は、出勤後のハワイ旅行が狙えます。
帰りも昼過ぎ〜夜の便まで用意されているので、最終日まで楽しみたいか、早めに帰って翌日の仕事等の準備をするかによって選択すると良いでしょう。
なお、コナ便については週3便の運行となっています。
成田発着便
ホノルル便
便名 | 航路 | 出発 | 到着 | フライト時間 |
HA5395 | 成田→ホノルル | 19:45 | 08:25 | 7時間40分 |
HA822 | 成田→ホノルル | 19:55 | 08:40 | 7時間45分 |
HA5393 | 成田→ホノルル | 20:45 | 09:25 | 7時間40分 |
HA821 | ホノルル→成田 | 12:40 | 16:00 | 8時間20分 |
HA5394 | ホノルル→成田 | 13:00 | 16:20 | 8時間20分 |
HA5392 | ホノルル→成田 | 13:50 | 17:10 | 8時間20分 |
コナ便(ハワイ島)
便名 | 航路 | 出発 | 到着 | フライト時間 |
HA5387 | 成田→コナ | 22:00 | 10:50 | 7時間50分 |
HA5388 | コナ→成田 | 12:50 | 16:35 | 8時間45分 |
成田→ホノルルの3便は、羽田→ホノルルの3便と比較して早めの時間帯となっており、出勤後の出国には厳しい便もあります。ただ、現地到着は朝なので初日から目一杯アクティビティや観光を楽しみたい方には最適です。
帰りの3便も、ホノルル→羽田便と比較して早めの時間帯ですが、いずれも朝食をゆっくり楽しむくらいの時間は確保できるでしょう。
ハワイ島を満喫したい方には、便利なコナ直行便も運航されています。
関西発着便
便名 | 航路 | 出発 | 到着 | フライト時間 |
HA5395 | 関西→ホノルル | 20:45 | 10:05 | 8時間20分 |
HA5398 | 関西→ホノルル | 22:10 | 11:20 | 8時間10分 |
HA5397 | ホノルル→関西 | 12:15 | 16:00 | 8時間45分 |
HA449 | ホノルル→関西 | 14:40 | 18:45 | 9時間5分 |
関西国際空港とホノルル空港間を繋ぐ直行便の往路は、関西圏であれば出勤後の渡航も狙える時間帯です。いずれも現地に午前中に到着するため、午後の早い時間には自由な時間を楽しめるでしょう。
一方、復路は12時台と14時台の便がありますので、最終日にゆっくりと過ごしたい方は遅めの便を、帰国後に余裕を持ちたい方は12時台の便を活用すると良いでしょう。
新千歳発着便
便名 | 航路 | 出発 | 到着 | フライト時間 |
HA442 | 新千歳→ホノルル | 19:45 | 8:15 | 7時間30分 |
HA441 | ホノルル→新千歳 | 13:35 | 17:00 | 8時間25分 |
新千歳空港からホノルルへの直行便は、唯一ハワイアン航空が週3便運行しています(JALコードシェア便)。
ハワイアン航空の直行便と時間帯が合わない場合には、羽田・成田・関空を経由していく方法もあります。
福岡発着便
便名 | 航路 | 出発 | 到着 | フライト時間 |
HA442 | 福岡→ホノルル | 20:40 | 10:35 | 8時間55分 |
HA441 | ホノルル→福岡 | 14:00 | 18:40 | 9時間40分 |
福岡空港からホノルルへの直行便も新千歳同様、ハワイアン航空のみ運行しています。
週4便の運行と限られていますので、合わない場合は羽田・成田・関空経由の便を検討しましょう。
ハワイアン航空ハワイ便の料金は安い? 高い?
2020年8月の東京(羽田・成田)発着の直行便の料金を航空会社ごとに比較したところ(※)、次のような結果となりました。
航空会社 | 料金 |
ANA | 12万3820円〜 |
ハワイアン航空 | 12万7570円〜 |
ユナイテッド航空 | 12万8020円〜 |
デルタ航空 | 13万7420円〜 |
JAL | 13万8820円〜 |
大韓航空 | 14万7220円〜 |
表の通り、ハワイアン航空は東京発着の直行便のなかでは、比較的安めの価格設定となっています。
ただし、これはあくまでも特定の時期を調査した結果です。タイミングによって料金は大きく異なるため、正確な料金は予約前に改めて比較することをおすすめします。
(※)価格調べ:HIS海外格安航空券(東京発ハワイ行き)
ハワイアン航空の座席指定はいつからできる?
ハワイアン航空では、航空券の購入時に座席を指定することができます。航空券の予約・購入は旅行日の330日前から行うことができます。
ハワイアン航空でハワイに行くとどれくらいマイルが貯まる?
ハワイアン航空は無料で入会可能な「HawaiianMiles」というプログラムを提供しています。
日本からハワイへの渡航で獲得できるマイルは、次の表の通りです。
路線(片道) | 獲得マイル数 | ビジネス クラスで貯まるマイル |
ホノルル~東京(羽田) | 3,850 | 5,775 |
コナ~東京(羽田) | 4,010 | 6,015 |
ホノルル~大阪(関西) | 4,113 | 6,170 |
ホノルル~札幌(新千歳) | 3,748 | 5,622 |
ホノルル~東京 (成田) | 3,819 | 5,729 |
なお、「HawaiianMiles」には「エリート会員制度」が用意されており、一定のマイル数を獲得すると「Pualani Gold会員」や「Pualani Platinum会員」へとアップグレードされます。
Pualani Gold会員の場合には、上記表のマイルに加えてボーナスマイル50%が加算され、Pualani Platinum会員の場合は100%加算されます。
ハワイアン航空のマイルが1番貯まるカードは?
「HawaiianMiles」が貯まりやすいおすすめカードは「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」です。
ハワイアン航空はカード会社との提携により、「ハワイアンエアラインズVISAカード」や「ハワイアンエアラインズVISAゴールドカード」を発行しています。しかし、これらのカードのマイル還元率は通常1%で、還元率がアップするのはハワイアン航空の航空券購入時のみと限られています。
一方、「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」はショッピング利用で「Marriott Bonvoyポイント」が貯まります。このポイントは主要提携航空会社のマイルに移行することができます。
1回の手続きで60,000ポイント毎に、15,000ボーナスポイントが付くため、マイル還元率は提携カードよりも高く、1.25%となります。
そのため、通常のショッピングにカードを利用する比率が高いほど、「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」の方がより「HawaiianMiles」が貯まりやすいと言えます。
ただし、年会費として31,000円(税抜)かかるので注意が必要です。
ハワイアン航空ハワイ直行便の機内サービスや機内食について
機内サービス
ハワイアン航空のハワイ直行便には、座席にスクリーンが備え付けられており、映画やテレビ番組、ゲームなどを楽しむことができます。スクリーンで楽しめるゲームには、次のようなものがあります。
放映されるテレビや映画は時期によって異なるので、気になる方はハワイアン航空のWebサイトをチェックしてみてください。
このほか、ブランケットやイヤホン、耳栓、アイマスクが用意されています。
機内食
ハワイアン航空のハワイ直行便では、ホノルルにある「ココ ヘッド カフェ」のシェフ兼オーナーであるリー・アン・ウォン氏の監修による機内食が提供されます。メニューはロコモコなどのハワイを感じさせるものとなっています。
また、ベジタリアンやビーガン、グルテンフリーを要望の方やお子様向けに特別食も提供してもらうことができます。ただし、フライトの48時間前までの申し込みが必要のため、希望する方は忘れずに連絡するようにしましょう。
ドリンクについては、次のようなメニューが提供されています。
ハワイを安く豪華な旅にするタイムシェアレンタルって?
ここまで、ハワイアン航空のハワイ直行便の特徴について詳しく解説してきました。
ハワイアン航空は、地元ハワイ州を拠点とする航空会社らしく、機内食やCAの服装などを含め、搭乗した瞬間からハワイらしさを感じられる雰囲気が特徴です。そのため、往路も復路も思い切りハワイを満喫したいという方に最適です。
そして、実際に現地到着後にハワイをより満喫したい場合には、様々な場所を観光したり、アクティビティに参加したりするのがおすすめです。一方で、「人気のアクティビティを満喫したいけれど高額な参加費が気になる…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが「タイムシェアレンタル」です。「タイムシェアレンタル」を利用することで、ツアーやホテルを個別に予約する場合と比較して、ヒルトンやアウラニといった豪華なホテルに、お得に泊まることができます。ホテルの質を落とすことなくコストが抑えられるため、思う存分観光やアクティビティを楽しめるはずです。
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