タイムシェアレンタルで生じるトラブルを回避する準備

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ハワイの高級リゾートで暮らすような旅行スタイルを楽しめるタイムシェア物件ですが、なにかと運用や維持管理に関連したクレームも多く、トラブルを避けるため、購入契約には慎重にならざるを得ません。

そんな中、タイムシェアを購入せずに賃貸利用するタイムシェアレンタルは、トラブルなくタイムシェア利用が出来ると注目されています。

今回は、タイムシェアレンタルにも不安を感じるという方のために、タイムシェアレンタルにおいて想定されるトラブルとその回避方法について解説します。

 

タイムシェア契約のトラブル多発!タイムシェアレンタルなら心配無用?

メディアでも目にすることが増えてきたタイムシェアに関するトラブル。消費者生活センターでも2008年以降相談事例が急増し、消費者に向けて注意喚起しています。国民生活センターの公式サイトに上げられている主な相談事例は以下のとおり。

☑旅行気分で舞い上がり雰囲気で購入してしまったが、維持管理が出来ないので解約したい
☑「今日しかこの値段や条件で購入できない」という煽りトークにのせられて契約してしまった
☑管理費など具体的な内容説明も書面もないまま、英語の契約書にサインしてしまった
☑いつでも利用できると聞いて契約したが、予約が取れない
☑自由に解約できると説明を受けていたが、残金完済&転売しないと手放すことが出来ない
☑予約が取れないので、売却したいが売れない

最も多いのは、旅行滞在中のハワイで受けた勧誘&説明会で、その場の雰囲気にのまれながら利点を強調するセールストークに流されて契約してしまい、後から不安になって解約希望するパターン。

契約書面は全て英語。普段は契約に慎重という人でも、内容をよく理解しないまま契約してしまってトラブルになる事例が多いです。さらに、年々上昇する年間の管理費が負担になり、売却しようとしても売れないという解決の糸口方法さえ見つからないやっかいな事例も多いようです。

そんなリスクを冒すことなく、タイムシェアを利用できるのがタイムシェアレンタルです。

 

タイムシェアレンタルとは?

タイムシェアレンタルとは、都合でハワイ旅行に行くことができないオーナーから施設を借り、ゲストとして宿泊する方法です。

 

タイムシェアレンタルで利用できるホテルと相場

タイムシェアレンタルは、実際にタイムシェアとして販売されている施設に宿泊するため、ハワイオアフ島内の施設は限られています。

☑ヒルトンホクラニワイキキ
☑ヒルトンラグーンタワー
☑ヒルトンカリアスイーツ
☑ヒルトングランドワイキキアン
☑ヒルトングランドアイランダー(予定)
☑ウィンダムワイキキビーチウォーク
☑ウィンダムロイヤルガーデン
☑マリオットコオリナリゾート
☑アウラニディズニーリゾート

タイムシェアレンタルとして多く流通しているヒルトン・ウィンダムの相場はおよそ以下の宿泊料金になります。

いかがでしょうか?タイムシェアレンタルを利用するとホテルに比べると格段に安いという印象を受けたと思います。しかし、タイムシェア施設は、ヒルトン・ウィンダムのホテルと比べて格段に広く施設も充実しています。ハワイ旅行で気分が高揚して購入してしまうのも分かる気がします。

他にも、ワイキキ中心街からタクシーで40分程度のコオリナエリアにあるアウラニディズニーリゾート、マリオットコオリナビーチがあります。

特にアウラニディズニーリゾートは、希少でタイムシェアレンタルの場合も1泊7万円以上で成約するケースが多いです。

 

タイムシェアレンタルにおけるトラブル

タイムシェアレンタルで注意したいのは、予約が取れない、オーナーと連絡がとれない、といった事例です。以下はタイムシェアレンタルの利用でトラブルが起きてしまった利用者の体験談です。

☑先に借り入れ契約をし入金をしてしまった。希望日に予約が取れないというトラブルに発展してしまい、無駄に振込手数料だけがかかってしまった。今回はオーナーがよい人で返金してくれたが、そのまま音信不通になっていたと思うとぞっとする。

☑タイムシェアオーナーと掲示板で知り合い、電話で連絡をとってみたものの突然音信不通。タイムシェアレンタルの会社に問い合わせてみたものの本人確認はしておらず、紹介後は当事者同士の責任ですの1点張り。そのまま航空券だけが残り、普通にホテルに宿泊しました。

 

タイムシェアレンタルでトラブルを回避するための注意点

☑事前に予約確認書を提示してもらうこと

☑オーナー・ゲストともに本人確認ができている業者を選ぶこと

タイムシェアレンタルは、オーナーとゲストをマッチングできるサイトや掲示板から探すことが出来ます。ただし、上記の2点は必ず確認しておきましょう。

まず、予約確認書(もしくはそれに相当するもの)を確認してから入金するシステムの業者を選びましょう。最近では、エスクロー制度を利用できる業者もありますが、入金のタイミングを間違えなければそうトラブルはおきません。物件を探すときには、確実に希望日の利用が出来るかどうか確認しましょう。

次に、業者に「オーナーの本人確認はできているか?」という問い合わせをしておきましょう。あくまで業者は「紹介」であるため、本人確認を行っていないケースがほとんどです。

ハワイタイムシェアレンタルガイドはこの2点で万全の体制ができているため、これまでタイムシェアレンタルに関するトラブルは1度もございません。他社より手数料が少し高い分、オーナー様、ゲスト様をマッチングする前に本人確認を徹底的に行っています。安全にタイムシェアレンタルをご利用したいときは、是非ハワイタイムシェアレンタルガイドにお任せください。

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タイムシェアレンタルの金銭のトラブルには要注意!

タイムシェアに限らずまとまった金額の金銭授受や振込は慎重に行いましょう。掲示板で知り合っただけのオーナーと金銭のやりとりをすることは非常にリスクを伴います。

タイムシェアレンタルには、エスクローサービスを介して入金を行う方法があります。エスクローを介して料金の受け渡しを行うと、手数料分費用が高くつきますが、安心度は格段に上がります。

トラブルを避けるためには、信頼のおけるオーナーや業者選びが大切です。